ポンベツ沢ナメワッカ岳北東面直登沢~ナメワッカ岳~西面沢下降



低気圧停滞で天気が心配だったが、ピークを踏めて満足です


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前日は自転車での林道移動のみだったので のんびりとポロシリ山荘で雨宿りをする。
雨が止んだら730二股に移動しようと思っていたが、いっこうに止まず山荘泊りも考えていた。
夕食を済ませ横になっていると 釣り人が帰ってきて北大パーティが川原でキャンプしていると聞く。
明日の天気と雪渓情報が何か聞けないかと私も730二股に向かった。(実はラジオを車の中に忘れてきてしまった)

夜は焚火を囲んで 北大パーティーと酒を飲み情報交換する。
といっても沢やの話題はやはりふーちゃんネタだった。先日、太櫓川で会ったらしい

北大の皆さん楽しい夜をありがとうございました。

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朝5時30 出発 雨は止んでいた。 当初アタック装備で日帰りを考えていたが、天候不安定なため、 サイアクの事も考えて全装で行くことにした。
川原を歩いていくと 直ぐに巨大な足跡が目に付くが珍しくもない。

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ポンベツ沢はたいして調べていなかったので 北大情報の胸くらい浸かる程度と聞き そんなもんかと思って中を進んでいくと、足が付かず 朝から泳ぐ気が全くなかったのに、押し戻され結局 頭からシャワーを被りズブ濡れになってしまった

この沢はスラブ系のツルツルなので けっこう気合いをいれないとドボンする沢です?  まったくナメていた。

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ツルツルの函状がつづき 小滝が有ったり楽しめる。 そして北東面直登沢出合に着く。

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河原を進んでいくとすぐに滝が出てくる

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さらに気になっていた。雪渓が表れだし前方に冷気が漂い真っ白になっていた。(冷凍庫を開けた感じ)

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左から滝が出てくるが核心はまだ先で右岸を直登する

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滝の上は大雪渓で埋まり奥に左から40mの滝が落ちている

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雪渓より側壁に降りて トラバースして右岸に取り付く。雪渓の高さは8~10m位で右岸の左上するバンドに着くまでは 気が抜けないトラバースだった。
右岸壁はクラックが走り、順層でわりと登りやすく直登する。

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すぐ上に大滝がつづく上部の下から見えない部分をいれると60~80mなのか?

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この滝が 私にとって一番の核心だった?  一段目は右岸を登る。そのまま左より高巻けそうだったが、直登しか考えていなかった。 やはり左岸に渡った方が良さそうで 水流の中をトラバースする事にする。
水圧は 耐えられない程ではなく、 進んでいくと奥の水流でホールドが無い。 滝に頭を打たれたまま、手探りで苔を落としながらホールドを探すと、わずかに指先が引っ掛かり無事通過する。

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ここまでは順調だった。 左岸 上部はヌルヌルが付いて嫌な感じだが順層なので登れそうだ?
ここでロープを出し ソロの準備をする。アンカーを取り、ザックをフィックスしてロープを出す。ここまでは問題なかったのだが、ロープをハーネスに結ぶ前に ちょっと小細工をしようとして?ザックをずらそうとしているうちにロープを落としてしまった。ロープは滝底まで転がって行って止まった。

いっしゅん 呆気にとられ、あぁ マズイといった感じ
この時点で考えたのはロープを取りに、また水流の中のトラバースをやらないとダメなのか~
それと もしかしたら ロープが落ちたのは ここを登ったら落ちるという暗示なのかなぁと考えた?

戻る方がやぱり難しく また滝に打たれながら苔を剥がして手探りでホールドを探す。また 指先が引っ掛かり ここぞとばかり身体を移動して通過した。滝に打たれながら考えていたことは ここで上から石や木が落ちてきたら下まで飛ばされて終わりだなぁと思った。

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結局 下までクライムダウンしてロープを回収して一段目を登り返し そこから左より高巻く。
流石に3度目のトラバースは無かった   写真は大滝の落ち口とツルツルスラブ

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先を進むと二股にまた雪渓が出てきたが 左股の滝を登り雪渓の上を行く

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チョクストーンの滝は直登する

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ガレが出てきて終わりなのかなぁと思ったら

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岩盤のナメや小滝が出てきて

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カールに抜けた

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カールよりガレガレのルンゼを詰めていくと右に曲がって山頂方向に向かっていく

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崩壊地より上は 熊の掘り返しが凄い草薮帯が続くがわりと歩きやすい。

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最後 ハイマツが出てきて左の稜線に上がりハイマツ漕ぎ10分で山頂に着いた。  12時山頂着
山頂からの景色は見えず、三角点も見つけられなかった。

北峰方向に踏み跡が続いているので行ってみたが やはりハイマツが出てきたのと雨が降ってきたので北峰は諦め、下山することにした。(本峰?と北峰の間のコルに抜けるとハイマツ漕ぎは無いようだ)

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西面沢へはどこもかしこも濃いハイマツだらけで 適当に標高を下げる。
沢に出て降りていくと 例のヘリコプターの残骸が生々しく有った。 

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ガレに出ると 伏流となり水が流れていない。
わりとたんたんと降りて標高を下げれた。

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しかし出合いまで残り少しでまたまたスラブの函地形が出てきて やっかいな滝や滑り台の処理で時間が掛かった。
懸垂は4回位したと思う。 熊の踏み跡(巻き道)も絶妙すぎて 疲れた身体で気合いが入らずロープを出した。

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18時 ポロシリ山荘に着く。 もう大雨が降っても大丈夫だろう?

下りは雪渓が無ければ北東面直登沢の方が良いかもしれない?が、西面沢も 遡行できて良かったと思います。

それにしても西面沢の下り こんなに苦労すると思わなかった

登り6時間30 下り 6時間くらい









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2013年発足した沢登りと山スキー、テレマークスキーなどの活動をする同人赤鬼沢です。 
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